Armin van Buuren のTranceは美しいと感じた最初の曲「Orbion」

   DJ Music というと、ワイワイガヤガヤと大盛り上がりのシーンだけが、目に浮かぶ人も多いと思います。

　そんな中でも、Tranceというジャンルの曲は、目を閉じると、空中に浮かんでいるような、浮揚感、恍惚感、透明感のようなものを感じとれませんか。

　Arminの曲を通じて、国境を超え音楽から得られる心の喜びというか、精神的な高揚感のようなものを、言語を超え、肌の色を超え、生きているという人間の魂に、なんの介在もなく、Musicの持てる音色、リズム、groove感覚で、ハートに直接伝えてくれるような気がします。

　アーミンDJ Playing中、あるいはMVのどこのシーンをとってみても、苦悩したり、ためらったり、不快感を表すシーンは、まったくありません。

　プロ意識が、骨の髄まで染み渡っているのでしょう。

　想像を絶するような音楽追求の労苦の先に、現在のアーミンの晴れ舞台があるのであって、1朝1夕に簡単に、手軽に築きあげられる世界ではありません。

　せたっちが、聞き惚れるようになったきっかけの曲です。「Orbion」(2010年リリース)

彼の世界観、人生観といったものを、一度伺ってみたい衝動にかられました。